STAFF INTERVIEW
稲鍵直人
支援部 総合職
恥ずかしい話ですが、大学で就活をする際に特にやりたい事もなく、なんとなく地元の就職フェアに参加したのが、あゆみが丘学園との出会いでした。この施設に入るまで、自分が福祉職に就くとは夢にも思っておらず、人見知りで、知識もほとんどないため、たくさんのご迷惑をお掛けしましたが、職員さんの指導やサポート、利用者さんの暖かい声掛けのお陰で今まで続ける事ができています。
福祉というと大変な仕事というイメージを持たれている方が多いと思います。実際始めは、自分の思いが伝わらなかったり、支援の拒否があったりとうまくいかない事が多かったです。しかし職場を通して様々な研修に参加していく中で、利用者さんに自分の思いが伝わっていなかったのではなく、自分が利用者さんの思いを理解できていないだけだと気づきました。それからは、利用者さんが自分の思いを引き出せるように「傾聴」を意識したり、言葉が話せない方とも、身振りや表情、絵カード等で思いを伝える「非言語コミュニケーション」を活用することで、利用者さんとの関りや思いが理解できることも増え、今では、福祉はやりがいがあって楽しい仕事だと思っています。
最初にこの学園に入る前は、やりたい事はなかったと書きましたが、今ではこの学園でずっと働きたいと思えるようになりました。こうなれたのも利用者さんの純粋な優しさに日々触れられているからだと感じています。自分は支援者という立場ですが、むしろ利用者さんに助けられている事の方が多いような気さえします。
まだまだ足りない部分も多い人間ですが、利用者さんへの感謝の気持ちを忘れずに皆さんと笑顔で楽しい学園生活が送れればと思います。
STAFF INTERVIEW
永濱咲
調理部 総合職
以前は障害のある方達の入所施設で支援員として働いていました。ご利用者との関わりは楽しさもあり好きだったのですが、短大での栄養の勉強を少しでも活かせたらと思い、求人募集していたあゆみが丘学園に厨房職員として応募しました。
ここでの食事は食材を豊富に使っていて、彩り良く盛り付けも華やかで、目でも楽しめる食事だと思います。入所施設でこんなにも手の込んだ食事を提供できるんだと驚きました。
知識や経験豊富な上司や先輩達の仕事に対する真摯な姿勢からは学ぶことも多く、日々刺激を受けながら自分も成長したいなと思える職場です。
またご利用者からの元気な挨拶や今日のごはんは何?○○おいしかった。等のやりとりは楽しくやりがいにも繋がり、食堂から厨房内を覗いておられる姿からは食事を楽しみにしていてくれるのが伝わります。
安全性、食べやすさ、栄養価はもちろん大切ですが、ご利用者自身が目で見て“食べたい!”と思う気持ちを大切に、食事を通してご利用者の心身の健康を守るとともに、楽しみを届けるサポートができたらと思います。
STAFF INTERVIEW
笠次姫羅
支援部 総合職
特別養護老人ホーム、デイサービス、小規模多機能型居宅介護施設、障害者施設と様々な所に行かせてもらい、高校三年生の夏の実習開始直ぐにあゆみが丘学園に実習に来させてもらいました。初めて障害者施設での体験学習でとても緊張していました。体験実習初日自己紹介をする際一人の利用者さんが笑顔で私に近づいて来てくれ手を握ってくれました。その利用者さんの行動で緊張感も解れ自分から接するように出来ました。二日間の体験で沢山の事を学びました。
体験実習に行ってあゆみが丘の印象は、「職員と利用者が仲が良い!」一番強く思いました。それ以外では職員が優しいや利用者さんが明るい等々ありました。
実習をしている中で皆さんと同じように利用者さんと楽しくかかわりたいと思い、実習終了後直ぐ学校に連絡し就職を決めました。就職してから、環境が変わり戸惑うことや不安になっている事が多かったですが、職場の方がサポートして下さったので不安を取り除く事が出来たりしました。元々障害者の方の勉強はあまりしていなかったですが、働いていく中で少しずつ学べてるなと感じました。
高校を卒業して初めて働く職場ですが、苦だと思ったことやきついなと思ったことは一度もないです。私にとっては働きやすい職場だと思っています。
STAFF INTERVIEW
中西政博
支援部 管理職
私は、障害者支援施設の現場で管理職をしています。学生時代に福祉について勉強をしたことはなく、仕事を通して利用者の方々やその家族、共に働く同僚などから多くの事を学び今に至ります。ここ数年は福祉を学び知識と思いを持って就職してくれる職員も増えてきましたが、全く違う分野から当学園に飛び込んで力を発揮してくれている職員もいます。
個性豊かな利用者の方々との日々は上手くいく事ばかりではありませんが、経験年数も違えば年齢も違う、そんな同僚達と一緒にとどうすればより良い生活のための支援、より豊かな人生の手助けが出来るのか、知恵と力を持ち寄り、それぞれの持ち味を活かして実践する日々は自分の人生も豊かにもしてくれています。当学園で生活されている利用者の方々の人生及び、生活の質の向上を目指して私達と一緒に働いてみませんか?
障害がある方々と共に生きる世界に一歩踏み込むことで、あなたの人生にも新しい風が吹き豊かなものにしてくれる筈です。
STAFF INTERVIEW
藤本一希
支援部 総合職
もともとは保育士になるつもりでしたが、専門学校での実習で少しだけ障害のある方と接する機会がありその時から少しずつ障害の方と接する仕事についてみたいと感じました。その後、就職活動が始まり、地元に帰ろうと決めていたので障害者施設を探していたらあゆみが丘学園を見つけ、理念・方針にある「安心・安全・安楽」に魅力を感じた為あゆみが丘学園で働いてみようと思いました。
あゆみが丘学園に来るまで障害の方と接する機会がほとんどなかった為、入った当初は不安でいっぱいでした。しかし、働き始めると職員の方に手取り足取り教えてもらい分からない事があるとその場ですぐに対応してくれるのですごく良い職場だと感じました。また、利用者の方から積極的に関わってくれたのであっという間に打ち解ける事が出来ました。
あゆみが丘学園に入って2年が経ちますが、まだまだ未熟者で一杯覚えていかなければならない事がありますが利用者の方が安心して生活が出来るようにサポートをしていきたいと思います。
STAFF INTERVIEW
片山洸
支援部 総合職
あゆみが丘学園の魅力の一つとして感じているのは、理念・方針である『安全・安心・安楽』です。シンプルで言わば当たり前のような事であるようにも思いますが、人が人と関わる仕事である分、様々な問題や課題が尽きず決して簡単なものではありません。安全に生活できる環境を提供し、安楽に生活できるよう出来る限り一人ひとりのニーズに合わせた取り組みや支援を行い、安心して生活できる施設を目指す。当学園では職員一人ひとりがチームワークをもってそれを意識しながら業務にあたっています。
福祉現場での仕事は支援する立場でありながら、利用者さんからパワーを頂き、共に成長しながら、様々な場面でやりがいを感じれる素晴らしい仕事であるように思っています。私は前職も障害者施設での経歴があり、移住先の京丹後でも同じ職種を選択しました。今では縁あって入社させて頂いたあゆみが丘学園でよかった、と思っています。
STAFF INTERVIEW
松崎美紀
支援部 管理職
平成8年にブナの木寮増設の為、職員募集をしており何となく面接に行ったのがきっかけでした。それまでの人生で経験する事のなかった日常支援(入浴・食事・外出・着替え・活動等)に戸惑いはあったものの自分には向いていないと感じた事は有りませんでした。今思えば福祉の知識も浅く、礼儀作法も知らない生意気な若造だったと思います。ご利用者から「戸を開ける時はノックぐらいしなさい」「座る時は正座が基本」等注意を受けた事もありましたね。又、「こうなって欲しい」「こうするべきだ」と己の価値観を押し付けご利用者にご迷惑をかけた事もありました。
その時先輩職員から「貴方ももう10年もしたら全てが受け入れられるようになるよ」と助言された事を今でもはっきり覚えています。その時は半信半疑でしたが、その通りでした。数学のように正答(対応)が一つではなくご利用者の特性やその時の状態に合わせて何通りもの対応があるのは対人援助の魅力だと思います。
日常の支援で一杯一杯だったのが先輩からの助言や研修参加、自己学習で知識・技術を得て今ではその人がどうすれば楽しく日常を過ごせるかと洞察し個人に合わせた支援となり負の感情は無くなりました。自身も成長させて頂いたと感謝しています。
20年以上「あゆみが丘学園」に従事しているという事は職場環境が良いのと何よりもご利用者に魅力があるからでしょうね。誰もが生まれながらに保障されている権利が侵される事がないよう、楽しみながら生きていけるようこれからも多職種と連携を図りながらその笑顔を糧に共に歩んでいきたいと思います。「この子らを世の光に」ならぬ「この人たちを世の光に」ですね。